12星座別おすすめ映画の紹介をしています☆
映画を見る時にどの惑星が動いているのか、自分の中の「太陽:人生のテーマ」が喜ぶのか、「月:感情や内側」が喜ぶのか、「金星:美意識や趣味」や「火星:意欲、やる気」が喜ぶのか、それは人それぞれ、体調とその時必要なものによって違いますが、
《牡牛座に贈る映画》をご紹介します。
牡牛座は自分の周囲の物をひとつひとつ確認し、成長をする幼年期~少年期に当たります。肉感的で素直な感性です。
固定宮で土、グラウンディングをして固めていく、他者に柔軟にあわせるより、自分のために匂いにも、手触りにも、見た目も音楽や料理の美味しさにもこだわる才能があります。五感の豊かさや美を司ります。
自分のための平和で美しい牧場、といったイメージです。
自分の平和な牧場を作り上げた牡牛座は強いです。
その世界を守るために頑固さを発揮します。
好きになったもの以外には簡単に自分の領域を許しません。
「共有」という行為がとても土エレメントの性質にはハードルが高いのです。じっくりと、信頼を得るには時間がかかります。
自分の仕事に誇りを持ち、自分のペースを乱されるのが嫌な人。少し不器用で、簡単には打ち解けなくても愛の深い人。
職人気質で、こだわりがあり、豊かで、美味しいもの、美しいものを肌で理解している星、それが牡牛座。
(以下映画のあらすじを含みます。)
☆☆☆
美しい高級料理店の厨房に彼女はいます。
高級料理店のトップシェフになるためには、技術、体力、センス、気力、その全てが必要だったことでしょう。彼女の手から作られる料理は美しく、誇り高いものです。
厨房は彼女にとっての自分の全ての情熱を傾けてきた場所、自分自身を発揮できる大切な場所、時には肉の焼き加減に文句をつけた客に喧嘩を売るほど強い部分もある女性。
ある日姉の突然の死により姪を引き取ることになります。
不器用な彼女は戸惑いました。さらに姪は彼女の作る料理には手を付けず、心は閉ざされたままギクシャク…打ち解けるにはどうしたらいいか、悩みは深まるばかり…そんな時に彼女の厨房に現れたのは、彼女とは真逆の、能天気なシェフ。
彼はパヴァロッティのオペラをBGMに流しながら料理をし、彼女は反発をします。
「ここは私の人生なの。私の全てなのよ!」
自分の生活や領域に突然飛び込んできた異質なものに心を揺さぶられつつ、次第に彼女は一人では味わうことのできなかった境地にたどり着きます。
才能と食事と頑なな時間に柔らかさが吹き込まれていく映画、
「幸せのレシピ」
観たことある方も多いとは思いますが、数ある「料理が美味しそう映画」の中から一番牡牛座エッセンスを感じたのはこの映画でした。芯の強い美しい女性が多いのが牡牛座さんです。
王道展開の安心感も含めておすすめです♡