射手座新月に思う射手座の聖火

射手座の一つ前の蠍座は「情念」のサイン。集団でいることの安堵や愛や血族のしがらみだったり。縁があるからこその「愛」や「守護」のサインです。

射手座はそんな「一族」からはみ出し、飛び出し「個」として自立を目指すサイン。

自由であり、遠距離的で、拡大的、個人的、冒険者の力です。

火の星座らしくシンプルでもあります。

牡羊座は「自己の存在そのものの命の火」

獅子座は「人間と生きる表現や能動性、自己表現の火、舞台の上の光」

射手座は「皆に知恵をもたらす祭壇の火であり、キャンプ地の野営の火」

安全な村から飛び出して、旅のさなかでの野営。その火は十分に体を温め、揺らぎは瞑想的でもあり、広がる空には満天の星が広がっている様子が射手座の火としてイメージされます。

「自立」と「旅立ち」にはリスクがともないますが、人生においてリスクをどこまで受け入れるのか、覚悟するのか、自分の力で旅を進めるのか、何を学ぶのか、射手座のエネルギーは勇気を膨らましてくれるのです。

木星を支配星に持つ射手座に「枠にはまりなさい」「細かなことをやりなさい」「冒険をやめなさい」というのは、美しい馬を小さな囲いの中で飼うようなものです。

射手座本来の美しさは小さな範囲ではなく、ダイナミックに展開する世界にあるのです。

それは知の塊である大学や、叡智の集まった経典の中かもしれません。

実際のキャンプや旅行や、人生そのものかもしれません。

旅人として、聖火を持つ者として、清くもあり、時に繊細さに欠けることもあるでしょう。

弱さや停滞に対して拒否感があるのも否めない面もあると思います。

妬みや卑屈さ、受け身で愚痴をいうような存在をその脚で蹴とばすかもしれません。

そういった考えや感情が、遠くに心が旅をするには不要な荷物だと実感しているからかもしれません。

しかし、冒険を通してそのエネルギーをきちんと聖火としてランタンに納め、人々に配ることもできるようになるのが射手座の魂なのだと思います。

その火は皆の中で同じ勇気と知恵となって、その次の山羊座(社会)へと繋がっていくのです。

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20191127射手座新月に

[ 射手座新月に思う射手座の聖火 ]ブログ,占星術2019/11/26 17:23