火星のさじ加減1
【火星は「武器」のようなものです。相手にインパクトを与えるには効果的に使えます。過剰に使ってしまうと逆効果なので注意しながら、使用しましょう。】
と、「彼を落とすには(2)– 火星を使おう」の記事の締めに書きましたが、記事を読んでくださった方から、「火星を出す加減が難しい…」とのお声をいただきました。
・・・そうですよね、「容量用法を守り正しくお使いください」ってラベルに書いてあるわけじゃないですものね。
今回は「火星のさじ加減」に注目しています。適量な時と過剰な時、そして過剰な時に気を付けていただければ、という言葉を処方箋として書いてみました。(以下個人的な見解が含まれます)
火星牡羊座
適量の場合 – 竹を割ったような性格、裏表の無さ、素直、自立心
過剰な場合 – わがまま、後先を考えない、短気
処方箋:
サッパリとしているところや自立心を他者にも求めない事。他者は自分よりも体力気力がないことがベーシックなこともあるのを知っておくこと(みんながみんなバイタリティがあるわけじゃないです)。他の人のペースを見てあげましょう。イライラしたらジムに行こう!難しく考えないシンプルなところが一番の美点です。
火星牡牛座
適量の場合 – 安定感、根気強さ、豊かさへの愛
過剰な場合 – 強欲、執着心、排他的、こだわり過ぎる
処方箋:
マイペース過ぎてしまう時はしっかりと「一人休憩」を入れましょう。また、火星が強すぎると好き嫌いが激しくなっていらないものに対して冷たい態度になりすぎるので、自分のこだわり力をどこで使うかを意識してみましょう。早めに自分の部屋に戻ることも効果的です。また、一番良いのはあなたが選んだ美しい人や物を美しい場(自室)に囲い込む事です。
火星双子座
適量の場合 – 話題豊富、知的さで魅了、ユーモアがある、アイデア豊富
過剰な場合 – うるさい、情報が多い、せっかち、気まぐれ
処方箋:
スピードに注意してみましょう。火星双子座は賢い人なので同じように賢い人が好き。でも賢さって、情報量とか速度だけで計れるものじゃないですよね?相手の持っている素敵なものを引き出す「質問力」を磨くと火星双子が活きると思います。相手に7、自分が3、ぐらいの割合で喋ると誰かを振り落としながらの会話では無くなると思います。
火星蟹座
適量の場合 – 情け深い、親しみやすい、優しい
過剰な場合 – おせっかい、心配性、過保護
処方箋:
心配するより信頼しましょう。あげたいものは相手に負担になるかもしれない可能性を考えてちゃんと確かめましょう。月のリズムに左右されて波に翻弄されるようなら婦人科で漢方薬などを処方してもらうのも良いでしょう。思い込みは禁止、先走らずに対話してから。火星蟹の庇護欲、面倒見の良さはぬるいぐらいで丁度いいのです。前のめりにならず、余熱が届くかな?ぐらいを意識してみましょう。
火星獅子座
適量の場合 – 自己表現力の豊かさ、ドラマチック、頼れる背中、気位が高い
過剰な場合 – ジャイアンになる
処方箋:
火星と獅子座は相性が良いので、とても加減が難しいと思います。しかし時々立ち止まって「自分にとって守りたいものは何だ…?」と考えてみてください。誰かを守るために火星獅子座の良いエネルギーは働きます。もちろん自分自身のプライドも大事ですが、辺り一面焼け野原にして自分の愛する人を傷つける事は本意ではないはず。
火星乙女座
適量の場合 – マネージャー力、フォロー力、ケア、効率的、清潔
過剰な場合 – 潔癖、狭量、辛辣、批判的、小言が多くなる
処方箋:
お茶を淹れて自分をケアする時間を意識して持ちましょう。外側の事が気になりすぎるのは疲れが溜まっている時だと思います。特に火星乙女座は周囲にとても気を使うので神経が疲れてお腹も痛くなりがち。アロママッサージなど自律神経を整えるあれこれを取り入れてケアしましょう。
その2に続きます。