彼を落とすには(3)– 火星のさじ加減2

火星のさじ加減2

「彼を落とすには(3)– 火星のさじ加減1」の続きです☆

今回は「火星のさじ加減」に注目しています。適量な時と過剰な時、そして過剰な時に気を付けていただければ、という言葉を処方箋として書いてみました。(以下個人的な見解が含まれます)

火星天秤座

適量の場合 – 公平さ、調和的、平和主義
過剰な場合 – 黙り込む、塞ぎこむ、痛烈に批判的
処方箋:
天秤座にいる火星はあまり働きません。ここぞという時は平和のために燃えると思いますが、通常でも天秤座の平らに均す性質と相殺しあって過激なエネルギーにはなりにくいです。外界や自分の内側で大きく平衡感覚が揺らされる状態になると天秤座の火星は塞ぎこんで世界を遮断するか、痛烈に批判をするかもしれません。勢いで今まで大切にしていた関係を壊さないように、クールダウンの時間と避難場所を持ちましょう。

火星蠍座

適量の場合 – 一途、純粋、信頼に足る、官能的、集中力がある
過剰な場合 – 重さ、嫉妬、復讐心
処方箋:
冥王星が発見される以前は蠍座の支配星は火星でした。火星は突き刺さる痛みももたらす激しい情熱の星です。蠍座の火星は生き生きしています。その分他者にとっては刺激が強く、黒曜石のナイフのように切れ味が鋭く、燃え滾るマグマ、唐辛子ならハバネロです。
取り扱いを注意してもしきれないのが実情だとは思いますが、もしパートナーを得たいと思うなら、その真剣さや純粋さを愛してくれる人を「選ぶ」事です。蠍座的に真剣に愛を深めることに喜びを感じる人はいます。その人を見極めて洞窟の奥深くまで呼び込みます。それまではそっと火星は忍ばせておきましょう。

火星射手座

適量の場合 – 心が広い、楽しい。冒険、自由、刺激的
過剰な場合 – おおざっぱ、雑、行き過ぎた個人行動、放浪癖
処方箋:
自由はいいですよね。季節ごとにどこかに旅立ちたくなりませんか?雄大なサバンナを眺めれば小さなことなんかどうでもよくなってきます。でもその雄大な感覚を生活や日常に落とし込むにはちょっと工夫がいると思うのです。双眼鏡で地平線のキリンを眺めている時にあなたの足元には踏んだら割れてしまう時計があるかもしれません。時々、近くを見てください。それだけでいいです。

火星山羊座

適量の場合 – 統率力、組織力、規範、大人力、伝統を守る、落ち着き
過剰な場合 – 支配的、高圧的、慎重すぎる、完璧主義
処方箋:
山羊座はとても堅実で賢いサインです。計算を一瞬でし、勝ち上がるための足腰の強さは12サイン中No.1です。ただそれが過ぎると「遊び」を許せなくなってきます。だらしない事や無駄なことを憎むようになってしまいます。世界は「完璧に美しい未完全」なのです。思い通りにならない事もひとつの様式でルールです。フォースの届かない場所があってもあなたは素敵です。ちょっと緩める事も許してみましょう。

火星水瓶座

適量の場合 – 理論的、マニアック、知的、斬新、人類愛
過剰な場合 – 理解がしにくい、世界観が常人では追い付かない、独断的
処方箋:
宇宙の神秘もクマムシの不思議もタスマニアデビルの生態もサブカルチャーから一般知識まで幅広く網羅している火星水瓶座の多くは、その領域で誰かと共存を求めていないように思います。煙にまいたり、不謹慎なポイントでウケまくってしまうとか…脳がぎゅんぎゅんする面白さが好き。そのままで「困る」ことはあまり無いとは思いますが、もし薄めるのだとしたら…同じぐらいマニアックな人の輪の中に入る事です。

火星魚座

適量の場合 – 情け深い、奉仕的、優しい、ロマンチック
過剰な場合 – 境界線が溶けている、依存的、過剰なロマンチック
処方箋:
誰かと一緒にいる事は時間も空間も心も体も溶けてスライムみたいになれたらいいのに。ずっと眠って、穏やかな空間で漂って居られたらいいのに…でも、生まれて体があることって重力を感じ続けることですよね。生まれてきたしんどさを一番敏感に感じているのは魚座サインかもしれません。共感力は人を癒す大きな力になります。でもとても病みやすい。自分の好きなものに囲まれ、たっぷり睡眠をとり、栄養のあるものを食べて体力と気力をつけましょう。

どんな薬も過剰摂取は毒となってしまいますので、成分をちょっと弱めるコツが分かっていればいいですね♡

[ 彼を落とすには(3)-- 火星のさじ加減2 ]占星術, , , , , , 2018/09/03 19:30