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消極的タイプのアプローチ法
奥手で消極的、謙虚、それは美徳でもある性質ですが物事が始まるには「きっかけ」が必要なのです。
このタイプの人は他者にコストを背負ってもらうことが苦手なタイプだと思います。ですが人間とは不思議なもので「コストをかけたものに対して執着心を持つ」という心理があります。お世話を焼かれるという隙を持っていることが誰かと親密度を高める事になるのです。恐れずに他者との関りを持ってみましょう。
（自分の領域が心地よすぎて恋活婚活にエネルギーを出せない人は別とします。それは消極的なのではなくナマケモノタイプだからです。）
以下は消極的な人でも頑張ればできそうな「きっかけ」をあげてみました。
「相手が気持ちいい依頼」をしてみよう
例えば学校だったらプリントの配布を手伝ってもらう、重たいものを運ぶのを一緒にしてもらう、面倒な委員会の雑務を一緒にやる…少女漫画の王道ですね。
共通の仕事、ミッションをクリアすることで親密度は確実に上がります。業務上の雑務を一緒に行うのも良いと思います。リアル謎解きイベントなどもこれに該当しますので一緒に行ければ親密度があがる、もしくは相性が分かりますので友人知人などと一緒に参加してみるのも良いでしょう。
自分のことを何か頼むのは苦手、そう思うかもしれませんが、恋愛も結婚も自分の事を相手に許し、相手の事を自分に許すことです。少しずつでも慣れると怖さが薄くなると思います。
挨拶をする
基本中の基本ですね。声というのは思っているよりも人に影響を与えます。
あなどらずに挨拶だけでも声出していきましょう。
まずは髪型やメイクを変えてみる
男性なら髪型やネクタイや眼鏡、外側から変化が分かるもので話しかけてもらうきっかけをつくる。見た目の印象に清潔感はマストです。ほんのり清潔感のある香りがするのも好印象でしょう。
観察して傾向を掴み接点を作る
本を使う（相手の好きなジャンルの本をそっと目に入る場所で読む）。観察力を利用して相手が困っている時はフォローに入る。
目が合ったら微笑む
1秒頑張ってください。
お土産で勝負
小分け包装のお土産を配って歩く。（意中の人には頑張って微笑んでみましょう。）
複数人でいどむ
友人とイベントに参加してみる、街コンや結婚相談所もありですね。
ハンカチ落とし
ハンカチにイニシャルの刺繍は入れておきましょう。
差し入れ攻撃（仕事上がりなどのタイミングで）
社内の人との接点は、“仕事の延長にかこつけて”が効果的です。勇気を出して仕事上がりのタイミングや下校のタイミングで「お腹すきましたね…」と話しかけてみるのはどうでしょうか？相手から「この後どこか食べに行く？」と誘われやすいのはこのタイミングです。
一生懸命に働く、学ぶ
働く姿や学ぶ姿は美しいものです。きりきりせずに余裕と優しさ、人徳がある人は控えめで消極的であってもモテます。
積極的タイプのアプローチ法を知る
そして消極的な人にほど、積極的な人ができるであろう技を読んでもらいたい。少しでいいので積極的アプローチのエッセンスを吸い込んで使って欲しいです。逆に、積極的な人でうまくいかない人は消極的な人の良いエッセンスをいれて中和しましょう。
ここまで記事を書き終わって、たまたま読んだ本がとても明確に、「今の恋愛事情」を書き表しているのでは…！と思いました。ぜひ一度読んでみてください。
出会って恋愛のきっかけを作るのって、ソーシャルスキルじゃないですか。それは言葉でしかないですよね。身体を使ったら暴力になるし。単に「好きだ」って感情をぶつけるだけじゃなくて、「相手に好きにならせる」っていうのは、ものすごく複雑な戦術がいるんですよ。相手に選ばせるみたいな。雨宮まみ、岸 政彦『愛と欲望の雑談』
