具体的な行動を書いてきましたが、要点を以下にまとめます。
情報は「一緒に楽しめそうな事を探す」ためのもの
何のために知るのか、情報を集めるのか、それは集めた情報の中からこれだったら!と一緒に楽しめそうな糸口を掴むためです。情報を集めた中であまりにも自分と共通点や楽しみポイントがずれているような人とは一緒にいるのは難しいかもしれません。恋愛ももちろん、結婚は良き友人、良き同僚、良き戦友であることで長持ちします。
承認欲求を上手に隠すこと、くすぐること
誰しも「認められたい」「認められたら嬉しい」という気持ちがあります。相手の心を開いてもらって親しくなるには、良いインタビュアーであることをイメージしてみましょう。相手をもっと知りたいのですという気持ちは出過ぎると品が無いですし、無さすぎると好意の温度が伝わらないものです。
きちんと相手の表情を観察して、差し障りないような好きな天気や食べ物から徐々に個人的な体験や思い出や価値観に近づいていきましょう。嫌いなものより好きなもの話をしてもらうことで良い気持ちと良い記憶とあなたとの会話が結びつきます。
また、自分の事も知ってほしいとは思いますが自分の承認欲求を控えめに自己開示を50%ぐらいにしておいて「もっと知りたい」と思ってもらえるように次のカードを取っておくのも良いと思います。
好意を言葉や行動で伝える事
人は臆病な生き物です。プライドだってあります。嫌われたくない気持ちだってあります。爽やかな温度で人から好意を向けられたら、嬉しいと思いませんか?
5秒以上目を合わせる、や、一緒に○○したいです、しませんか?と誘われたら好意が伝わると思います。一足飛びに恋愛や結婚を意識できるのは若い恋愛かほんのわずかの組み合わせだと思いますので、まずは人となりを知り、人間同士としての価値観や存在感を確認できるようにしましょう。「お友達になろう」で十分な口説きパワーがありますので頑張りましょう。
誰かと会ったら、その人のすべてを味わうようにしています。その人の性格、話し方、雰囲気、すべてを楽しむのです。それが商談であれ、デートであれ、縁があって時間を過ごす相手です。その人の最高のものを味わってください。本田健『きっと、よくなる!』
この言葉がとても好きです。恋愛を求め、婚活をなさっている方でこの考え方、感性を持っている方がいるならばきっとすぐに良縁が来るのではないかと思います。
相手との一緒の時間を慈しむ、楽しむ、愛することができる人はとても魅力的なのです。