2019年天秤座新月に

新月はリフレッシュする魔法の時間

新月は新規開拓や、リセット、必要最小限の状態から新しく進みたい方向を見つめて意図することが良い引き寄せになる時間です。

☆新月アファメーションのやり方☆

綺麗な便箋や手帳などに、過去完了形の言葉で5~10個の叶えたいことを箇条書きで書き込みます。

今回は天秤座なので…

☆パートナーと相互理解が深まりました。

☆訴訟が無事に丸く終わりました。

☆仕事のマッチングが上手くいきました。

☆友達と仲直りできました。

☆コラボ企画が上手くいきました。

など、関係性に関わるものが良いでしょう。
書いたものは半年後に答え合わせがありますので、それまでは失くさずに取っておくと良いと思います。

天秤座的正義について

天秤座は女神アストライヤーが持つ裁きのための天秤だと言われています。

裁きとは、ある基準に則って、正義や罪を決め、その善悪を決めるものです。

ここで一度考えたいのは「正義」というものについて。

昔話の桃太郎では、主人公の桃太郎は「正義」として描かれていますが、鬼の立場から見れば桃太郎は害であり、敵であり、悪者であるでしょう。

今回の新月では、私たちの中にある「正しさ」と「他者と自分との間にある正義の違い」「こうあるべき」「何を自分として肯定しているか」を一度冷静に考える時間なのかもしれません。

新月や満月では、その時間の前後に象徴的な事が起きる事があるのですが、私個人の体験として、東京の大きな町に出かけた時に、右翼の人が街頭で演説をしていました。私個人の考えや価値観では共感できない理屈や理論や内容だったのですが、その人の放つ言葉には「嘘」が無く、(事実かどうかではなく、その人の本気の言葉という意味で)本当に「良い事」「大切に思うこと」「危機感」や「こうあるべき」を語っていたのです。

その「こうあるべき」はその人にとって真実である事は、覆すことは難しいものであり、大切な愛であること。

また、立場や見えているもの、知っているもの、聞いているもの、信じているものが違う私の「こうあるべき」も真実であり、覆すことは難しいものであり、愛であると気が付いたのです。

私の中に存在する「正義」とは、彼らの中にある「正義」とは、どこが違い、どこが同じなのか希望的な冷静さを持って、嫌悪せずに考えることができ、あるがままのこの世界を平坦に見つめる気持ちになれました。

絶対的な「正しさ」をこの世に生み出すことは不可能であること、でも、どちらにもある「正義」なら、その中の愛を互いに認めて、本当に得たいものはなんであるのかを見つめて知ることが必要なのだと思うのです。

社会の偏りや表れだけでなく、家族や友人など身近な人間関係でも、自分の中の「思い込み」でも、それぞれの胸にある「こうあるべき」や「納得していない立場」など、自分と他者とに渡っている橋の上にあるものをよく見つめて選んで、自分の選んだものを持って次のステージに進みましょう。

この新月には多様性を愛し、バランシングして、この世界を調和させる天秤座のエネルギーがたっぷりとあるのですから。

希望をこめて。

[ 2019年天秤座新月に ]ブログ,占星術, , , , 2019/09/28 21:42