12星座別おすすめ映画の紹介をしていきます。
映画を見る時にどの惑星が動いているのか、
自分の中の「太陽:人生のテーマ」が喜ぶのか、「月:感情や内側」が喜ぶのか、「金星:美意識や趣味」や「火星:意欲、やる気」が喜ぶのか、それは人それぞれ、体調とその時必要なものによって違いますが、
《牡羊座に贈る映画》をご紹介します。
牡羊座は燃える火のエレメント、団体よりは個人の力。占星術では春分の日がスタートとなり、牡羊座が最初のサインです。おぎゃあとこの世に産み落とされる衝撃と肉体をもってこの世に顕在するという大きなエネルギーの発露は「火のエレメント」で真っすぐで純粋なものです。
ほとばしるエネルギーと抗い!
俺の道をさえぎるやつは許さねえええ!!!
ドンドコドコドコドコドコドコドコドコ…
遠くから太鼓の重低音が響き渡る。
砂塵を巻き上げ、人々の怒号、雄たけびが乾いた大地に響き渡る。
本能が俺に呼びかける「生きろ」と・・・!
(ぎゅいいいいいいいーーーん!!!!!※ギターの音)
理屈抜きに興奮する映画!!!
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
疾走するMADな車、火を吹くギター!!!!
生きるために走る!生きるために戦う!どっかんどっかん車が壊れたりひっくり返るシーンの連続!CGではない実写のカーチェイス&爆発!
アクロバティックなバイクは曲芸ライダーとモトクロスライダーが数か月トレーニングし、
スタントマンも体を張っての撮影。まさに舞台裏、制作状況も聞けば聞くほど小細工なしでストレート勝負!!な牡羊座にピッタリ。
内容については映画館で上映当時「フェミニズム映画だった」「男の中の男の映画」「すっげえスッキリしたバカ映画」「制作者の知性と演出力が素晴らしかった」と見る人の視点や立場によって「見えてくる」「感じる」ものの大きく違う映画と評判でした。その不思議な矛盾を越え、融合させた魅力で10回以上映画館で見る人や、その魅力と迫力をより強く味わうために爆音上映などもされた作品です。
何をメタファーととるか、何を感じたいか、理屈をもって見るもよし、
血と砂塵と大太鼓のリズムと疾走感に身をゆだねるもよし!
「なんてラブリーな日だ!!!!」
と叫んだウォーボーイズのニュークスの健気さに涙するもよし、
色々な角度から何度でも味わえる名作です。
命って、自分の存在って…?!生きるって…??!!
まさに牡羊座案件。滾る血を感じたい時におすすめの1本です。
監督:ジョージ・ミラー
キャスト:トム・ハーディ/シャーリーズ・セロン/ニコラス・ホルト
2015年制作/制作国:アメリカ/配給:ワーナーブラザーズ/120分