D:NOと答えた火星期(35歳~45歳)さん
大の大人の年齢だからこそ、背伸びせずありのままの自分を許容すること。
火星期は具体的に「獲得」をしていく季節だと言われています。何を獲得するかというと、太陽期で見つけた自分の理想や理念に則って「人生」を戦って手中にすることです。こう書くとちょっと物々しいですが、太陽の獲得により自分らしさを納得し、それを最大限、外側で活かして具体的に生活を作っていくシーズンだというイメージです。
この火星期に自分が好きでない理由は何でしょうか?
火星期とは自分が自分らしく堂々と生きることです。自分らしさが分からないという方は、金星期、太陽期の課題を遡ってクリアすることで見えてくると思います。金星や太陽を回収できる落としどころがあるのか、改善や迂回や解決できる要素があるのか、もちろんそれも重要な課題となりますが今回はその状況について一旦は現状を「よし」「あるもの」と認識するところから始まります。
今ある自分の手持ちのありのままの素材をよく頑張ってきたね、と労わることで自分自身に優しくなれていますか?
強いところ、弱いところ、好きなところと嫌いなところのミックスがあって人間なのだと思います。ここまで歩いてきた人生だからこそ、誰と比べる事なく、自分を認めて欲しいのです。
例えば欠点だと思うような箇所、自分の中で許せない箇所、足りない部分に関して、それが実は誰かにとっては「愛らしさ」や「頼もしさ」になったりすることもあるのです。
また、なにより自然な自分でいることでしか、健やかさは保てないと考えています。開き直って「素の自分」で朗らかに、優しい気持ちで焦らずに自分を労わってあげましょう。そして大の大人の年齢だからこそ、背伸びせず、等身大の自分にフィットする日常を愛して欲しいです。
火星期だからこそ、自己をいたわり、他者をいたわり、支え合える人の存在に本当に感謝と尊重ができる精神になれると希望を持っています。自分が嫌いでもいいんです。でも好きなところもあるはずです。まるっと抱えて出会える人に構えずに向かい合えるといいですね。
【2018年の時点で火星期の方は冥王星天秤座に当たります。この世代の持つ課題はパートナーシップについて課題が持ち上がります。旧来の婚姻関係や制度とは違った関わり方や新しい関係性などがテーマになります。(1971年~1984年生まれ……冥王星天秤座世代)】
☆次回は恋愛虎の巻その2:「体」です。お楽しみに☆